肌荒れにはクリームなどのほかに、摂取することで効果がある栄養素というものがあるのです。肌荒れによい栄養素その①はビタミンB2です。このビタミンB2には、細胞を再生させたり成長を促したりする力があります。ビタミンB2が不足をすると、脂質がスムーズに代謝されないので肌荒れや、疲れ、だるさの原因になります。このビタミンB2を摂るためには、牛乳、チーズなどの乳製品、そして卵、豚肉、納豆などにも含まれています。そして肌荒れ対策にいい栄養素のふたつめは、ビタミンCです。ビタミンCは肌の張りを保って、しみ、シワなどを防ぐ作用や、ストレスを和らげ、血中コレステロールを下げる働きがあります。このビタミンCは、主に柑橘類を中心にした果物に含まれています。次に肌荒れ防止に効く栄養素としていいものにビタミンEがありますが、これは活性酸素、過酸化脂質などの有害物質の生成を防ぎ、種実類や植物油に多く含まれています。肌荒れを防ぐのにいい栄養素に、もうひとつコラーゲンがありますが、これには細胞同士の間にあるすきまを埋めて、潤いを保つ働きを持っています。すなわち皮膚などを結合させる組織の主成分で、ゼラチンやフカヒレなどに含まれています。以上のような栄養素が不足しないように努めていれば、肌荒れはかなり防げることになるでしょう。