職を選び、応募して、書類選考され、面接をし、たとえ受かったとしても、最終的に決めるのは自分です。人任せの部分を作らず、自分自身で決断を下すことが肝心です。家族や友人が勧めてくれた求人でも、自分には合わないと感じたら、遠慮することなく断りましょう。定年までは、起きている時間の半分以上を仕事をして過ごすわけですから、間違いのない選択が大事です。何でも疑ってかかったり、警戒心をもって望むことはよいとはいいきれません。けれども、会社の人間関係や仕事の内容が自分に合っているものか、長く続けていけるところか、生活スタイルはどうなるかなどを注意深く考える必要があります。一から仕事探しをやりなおしたりしないで済むよう、変に妥協せず納得して勤められる内容の仕事を探すことが大事です。職探しの基準は人それぞれで、何が大切なのかを明確にすることが必要ですね。妥協は良くないですが、たくさんの条件の中から、自分は何を一番重視したいのか、条件を消去法で選んでいくのも1つの手段ですよ。職選びの結果が思うようなものではなかったとしても、自分の責任でしっかり続ければ後悔することはありません。また頑張ろうという気持ち、もう一度トライしてみようという前向きな気持ちで、職探しの再出発が出来るのです。納得のいくよい結果が得られるよう、周囲のアドバイスや手に入る情報は大事にしましょう。一人で思い詰めていては方向性を見誤ることもあります。