化粧水の種類

使用法や性質から大別して、化粧品には4種類があります。通常、化粧水といえば一般化粧水です。洗顔後に使用して肌のみずみずしさを保ち、水分の蒸散を防ぐことを目的としています。80%の水と10%ほどのアルコール、グリセリンなどの保湿成分が入ったものが多いようです。(肌の弱い人のためのノンアルコール化粧品もあります。)アルカリ性化粧品は数は多くありませんが、存在はしています。化粧品はほとんどが中性もしくは弱酸性ですが、アルカリ性の化粧水もないわけではありません。アルカリ性化粧水は、グリセリン、アルコール、水酸化カリウムなどが配合されていてヒビ、あかぎれなどにおすすめです。長期間の使用によっては肌に負担がかかり皮膚が薄くなることがあるので注意が必要です。収斂化粧水は酸性の化粧水で、収斂剤の作用によって肌理を整える効果があります。強い酸性化粧水の場合は小じわを作ることがありますが、皮脂の流れを一時的に押さえて脂性肌の改善に役立ちます。最後に拭き取り化粧水です。別名、フレッシュナーや除去化粧水とも呼ばれます。洗顔目的で使用することもありますし、薄化粧や使用後のコールドクリームなどを洗い落とす目的でも使えます。拭き取り化粧水は、場所を選ばず手軽に使えるという特長もあります。