疲労と一口に言っても、それには体力的疲労と脳の疲労の2種類があるのです。体の疲労の原因は、体を動かしすぎたり、無理をしたときに起こります。身体が疲れていると感じたとき、その疲れを取ろうと思ったら、まず身体を休めようとするでしょう。または少し気分転換をはかったりして、気持ちや身体をまぎらすことを考えることもあると思います。しかしそれでも解消されない場合は脳の疲労や、自律神経の乱れが原因のようです。神経性疲労を起こす原因になるものは、まずものを考えたり記憶したりというような作業を連続して行うことが、脳の調整をする力を低下させるといいます。そのため情報の処理をスムーズに行うことが難しくなるため、疲労してしまうといわれています。脳の疲労を解消するには、ビタミンCを摂取します。それから緑の中で自然の香りをかぐような、森林浴などをすることが脳を癒すといい、疲労回復がはかれるといわれています。ビタミンCは一回に摂る量が多すぎても尿とともに出てしまい効果がないので、何度かに分けて摂る方がより疲労回復につながります。疲労はためすぎると頭痛や肩こりを起こし、体がだるくなったり、冷え、のぼせ、生理不順の原因にもなるのです。また集中力を欠くようになり、思考力や判断力も落ち、意欲がなくなったり、ちょっとしたことでイラつくなどの症状が出てくることもあります。