どうしたら買ってくれるのか、そのテクニックも自分なりに見つけていく必要があります。営業マンの中には玄関先に居座ってでも「しつこい営業」をして、無理やり商品を買わせるような人もいます。確かに営業職は会社の利益がかかっているので、あらゆる方法で商品を売り込むこともあるでしょう。なぜなら営業としては当然「売りたい」からです。会社側は営業職に対して、その成果に応じてその分の給料を支払うという「歩合制」を適用していることが多いようです。そうすれば営業マンは自分の成績をあげるように頑張ろうとするからでしょう。しかし実際にはノルマが厳しいことでそのプレッシャーに負けて仕事をやめてしまう人もいます。では、どうしたら売れる営業マンになれるのかお話します。まず営業活動を把握します。一年、一ヶ月、一週間、一日と売上目標を決めて、活動することが必要です。営業のスケジュールはアシスタントと協力して、相談しながら決めるとよいでしょう。営業アシスタントをうまく使う能力が試されます。もし営業アシスタントがいない場合でも、自分だけで背負わないようにすることが重要です。その場合は上司などに相談するようにしましょう。営業活動しているとさまざまなトラブルもありますから、営業アシスタントがいると、早い対応もできますし、それだけ早く解決できるということです。営業のテクニックとして、セールストークがあります。いかにその商品に魅力を与えるか、お客様に買いたいと思わせるか、営業マンは日々研究しています。これもコツですから、自分を良く知り、自分の特徴を活かすことも、売り上げにつながるのです。さらにどんなにセールストークが素晴らしくても、人に与える雰囲気が悪ければ意味がありません。服装の乱れや、悪い印象の髪型、靴が汚れているのはよくありませんし、営業職はスーツを着ることが多いですが、クリーニングやアイロンで整えておき、靴や靴下にも気を配りましょう。女性の営業職の場合もふさわしい化粧や髪型にするように気を配りましょう。いずれにしても清潔感のある印象をお客に与えるように気を配ることが大切です。さらに営業のテクニックとして、聞き上手というものがあります。お客様のニーズや、いろいろな悩みを聞くことで、信頼関係が深まるといいます。ただ一方的に話していても、自分だけのアピールで、聞き手には退屈を与えてしまいますし、自分のことしか考えていないという印象を与えてしまいます。上手に相手の話を聞きながら、ちょっとしたふざけすぎない程度のユーモアを交えるのも良いでしょう。いくらアポイントを取ってからの営業だといっても、相手も緊張しています。その場の雰囲気を和ませるテクニックとして覚えておくと損はないでしょう。たまには営業アシスタントにも自分の特徴などを聞いてみるのも良いかもしれません。営業のテクニックは自分で見つけることも大切ですが、そうすることによって自分の知らない一面に気がつくかもしれません。