高額に医療費がかかってしまったら、高額医療保険制度を利用して高額医療費の申請ができます。医療費控除が受けられるのは年間を通じて支払った一定以上の額の医療費に関して受けることができます。そして生計を共にする家族が対象となっています。覚えておきたいのが、医療費控除は確定申告での手続きが必要となります。年末調整ではできませんので注意してください。確定申告書は税務署に提出します。そのときには、病院の領収書や薬局でもらった薬を購入したときのレシートなどが必要となります。捨てないで取っておきましょう。もちろん家族の分もお忘れなく。計算方法は、健康保険や生命保険、介護保険などの高額医療費の給付金額を差し引いて計算されています。支払った税金がすべて戻ってくることが医療費控除ではありません。申告をしてもその点をお間違えないようにしてください。いっぽう、収入としての申告の必要がないのが、入院や事故などで、社会保険や生命保険から支払われた給付金などです。医療費の他にも請求できるのが、病院までの交通費です。医療費も高額なのに、そのうえ交通費の往復は痛い出費になります。こちらは病院でもらったレシートの余白などに記入すれば大丈夫です。また、電車やバスだけでなく緊急でタクシーを使った場合のみに関しては、請求の対象となります。万が一レシートが無くても家計簿などにしっかりと記入しておけば証明となります。税務署の職員さんたちは丁寧におしえてくれます。高額医療費も確定申告をきちんと行い、すこしでも家計の医療費の負担を少なくしたいものですね。